リフォーム・建築に使用する木材の種類

建築やリフォームに使われる木材の種類と特徴

種 類特 徴用 途
アカマツ加工がしやすく、強度・耐水性に優れています。生木は水中でも腐りません。建築、造作、器具類、土木材など。
アガチス東南アジア産で加工がしやすい。木肌は均一ドアなどの建具材や箱材、家具の引き出しなど用途は広い。
オーク材ナラの木やカシの木などの総称で、木質は非常に堅いものから、ミズナラなどのように比較的柔らかいものまである。家具、床材などに使用。
キリ軽量で湿気に強く、狂いが少ない木肌木目も美しい。箪笥、衣装箱、高級家具材、下駄など。
クリ堅く耐久性、耐水性に優れる。土台、井桁、杭、坑木、橋梁などに使用されるほか、彫刻材などにも使われる。
ケヤキ光沢があり、堅く耐久性もある。木目も美しい。建築材、家具材、建具材、彫刻材、古くは神社仏閣の建築材にも使われています。
サクラ材質は適度に堅く強い。磨くと艶が出ます。高級家具材、造作材、楽器材、器具材などに。狂いが少ないのでスケール材などにも使用されます。
サワラ檜に近い樹木で檜と同族。耐水性がある。建具、浴槽、桶などに使用されます。
シナ木質は軽く柔らかいので、加工がしやすい。家具、建具、合板など。
スギ最も一般的な建築材ですが、耐久性、加工性も中等度で使いやすい。一般建築材はもとより、下駄、割り箸、装飾材、造船など使用用途も広いです。
スプルース材質は軽く柔らかく木質も白く美しい。建具や家具、ピアノやヴァイオリンなど楽器の素材としても使用されます。
タモ成長の良い木は材質も堅く重くなります。成長の良い堅く重い材質のものは野球のバットやラケット、スキー板などに使われます。
チーク高級な優良材で木質は重く堅い。加工がしやすく仕上がりも良い。シロアリなどの虫害にも強い木材です。家具、キャビネット、屋内装飾材、床材、彫刻材など使用用途も広いです。
バルサ軽く柔らかいのが特徴で加工もしやすい。軽い割には強度もまあまああります。模型の材料や浮き、救命胴衣、サーフボードなどにも使用されています。
ヒノキ代表的な高級建築材で耐久性もあり、美しい光沢面と独特の芳香があります。高級建築材、家具、建具、浴槽、神社仏閣まで幅広い用途のある高級材です。
ヒバヒノキ科の樹木で別名「あすなろ」ともいわれます。強度、硬度ともヒノキと同等でヒノキチオールという特有の抗菌成分が含まれているので腐りにくい良材です。こちらも高級建築材として神社仏閣などにも多く使われています。
米松適度に堅くて重く長大な板材がとれますが、乾燥しても松脂が出ることがあるのが欠点です。建築材、造作、構造材などに使われます。
メイプル木質は重く堅く衝撃にも強いですが、耐久性はそれほどでもありません。楽器やボーリングのレーンやピンにも使われます。樹脂からはメイプルシロップが採れます。
マホガニー木質は緻密で美しく、加工性や耐久性などにも優れています。家具、楽器、内部装飾材などにも使われます。
ラワン木質は肌目は粗いですが、加工しやすく、木目が目立たないのが特徴です。レッド系はやや重くなります。代表的な合板の材料になる材で、その他には建築材や家具、箱材などにも利用されます。
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